2016年5月27日金曜日

ミャンマー語(ビルマ語)の基本文字の読み方(発音)

今回は、ミャンマー語(ビルマ語)の基本文字の読み方(発音)について、書きます。

ミャンマーでは、日本の「あいうえお」や英語の「A、B、C、D」のような、基本文字が33文字あります。

33文字の中には、普段あまり使わない文字が7つ存在するので、ミャンマー語は26文字を軸に構成されている言語と言えます。

なぜ、あまり使わない文字がこんなに存在するのかについては、「ミャンマー文字の成り立ち」の回で、ふれたいと思います。

私は勝手ながら、ミャンマー語は入り口が一番難しい言語だと思っています。そのため、ミャンマー語を勉強する人は入り口で挫折する人が多く、その難関な入り口を頑張って突破した人は、その後の道のりを楽に進むことが出来、どんどんマスターして行くのではないかと思います。

では、ミャンマー語のどこが一番難しいのでしょうか。たぶん、日本人にとっては、発音です。まず、基本文字の発音が難しい。次に、声調。違いがよく分からないという人が多い。
ミャンマー語と比べると、その点は、日本語の方が簡単。ミャンマー人にとって、「あ」から「ん」までの発音もそんなに難しくはないですし、「ば」や「ぱ」も、そんなに数が多いわけではないので、そんなに覚えにくいものではありません。
それに比べると、ミャンマー語は基本文字は26文字しか普段使わないのに、カタカナのようなものがあるわけでもないのに、まず基本文字で時間を取り、そのあとの基本文字+記号で成り立つ文字の発音に、ものすごく苦労する。
ここまで読むと、ミャンマー語を勉強する気が、もうなくなってしまうかもしれませんねw
ですが、めげないでください。先ほども言ったように、難関な入り口さえ突破すれば、あとはそんなに難しくありません。どんなに大変な声調でもパターンが存在します。そのパターンさえ覚えてしまえば、大丈夫です。
入り口が難しいミャンマー語に比べると、日本語は入り口が簡単なのに、そのあとの道のりは大変な言語だと私は勝手ながら思います。何が大変かって?漢字!これは、どんなに覚えても完璧がない。未だによく分からない漢字が存在する・・・
それに比べるとミャンマー語は、そういうものはなく、最初に読み書きをちゃんとマスターすれば、どんな文書でも、意味はともかく、読めて書ける。ここが漢字が多い日本語との違いだ。

では、今回は、とりあえず、基本文字の読み方をマスターしましょう。
と言っても、文章だけでは、正しい発音は厳しいので、今回はこの文字は、こういう発音になるのかというのを覚えて行きましょう。
ちゃんとした発音については、後日、ネイティブの発音を動画で撮り、アップしますので、もうしばらくお待ちください。

今回は、基本文字33個に、ローマ字で一番近い発音を書いておきました。こちらの方をとりあえず覚えておいてください。