今回、このブログの作成に向けて、以前ビルマ語講師をしていた時の教材を探してみましたが、一部しか出て来ませんでした。通訳翻訳で使っていた辞書は出て来ました。
自分自身が日本語を修得して思ったのが、語学の勉強は、大変だけど、遠回りに見えるけど、長い目で見ると、きちんと基礎から学んだ方が、一番簡単で、一番近道だということです。日本語を基礎からちゃんとやって本当に良かったと、つくづく思います。
私の言う基礎とは、メインは読み書きで、文字をしっかり覚えることです。中でも、特に読みが重要だと私は思います。理由としましては、読みがしっかり出来ていれば、どこかで、だれかに、教えてもらう時間やお金、機会がなくても、本を読んだり、辞書をひいたりして、1人で学び続けられる、学び広げられることです。私自身が、そのやり方でどんどん吸収できたので、おすすめです。
私の場合、一番日本語を勉強したのが十代の頃でした。まだ、子供だったからか、文字だけの本は苦手で、マンガをよく読みました。マンガだからと言ってバカには出来ません。マンガは語学を勉強するのに一番最適なツールだと私は思います。特に漢字やひらがな、カタカナがある日本語が一番マンガで勉強するのに適していると思います。子供用のマンガはフリガナがふってあるので、漢字の勉強にもなりました。何より、言葉の意味を絵で説明しているようなマンガは状況に対する表現が分かりやすく、こういう場面では、こう使うんだと、すごく勉強になりました。マンガを語学の勉強に使うと良い一番のポイントは、勉強しているつもりがないのに、どんどん出来ている事です。楽しく語学が身に付くので、とってもおすすめです。
マンガがあまり好きじゃない方は自分の興味ある分野のものを読めば良いと思います。小説や新聞、雑誌、絵本、詩集はもちろん歌詞や変な話、電化製品の説明書だって、勉強になります。現代だと、昔より語学の勉強がしやすい環境で、スマホがあれば、どこでもいつでも、ネットにつなげて、ブログやニュースサイトを読んだりして、勉強する事が出来ます。そう、昔よりずっと語学を修得出来るチャンスが、今の時代溢れているのです。
語学でコミュニケーションをとりたいという方は、読み書きだけでは足りません。聞く話すも、必要になってきます。これも、インターネットが発達した、今の時代は、昔以上に簡単に出来ます。ユーチューブなどの動画サイトなどで、通信料のみで、様々なジャンル、様々なシチュエーションの言葉を聞き、耳を慣らすことが出来ます。もちろん話すことも慣れなければ、いけません。動画とか見ている時は、聞くだけではなく、自分も口に出して言ってみることが大事です。頭の中で言っているだけでは、ダメです。今、私は英語を勉強していますが、リピートアフタミー言われて、頭の中で言っている時と口に出して言った時とは、全く発音が違います。頭の中では、ネイティブなみに発音出来ていても、口はそうじゃないのです。ちゃんと、正しい発音が出来ていないと、通じていないと、自分が持っている語学能力が半減する位、発音は重要だと私は思います。
正しく聞き取れ、正しく発音出来ることは、コミュニケーションをとる上で一番重要なポイントです。外国語を正しく聞き話すためには、一に慣れ、二に慣れではないでしょうか。慣れてきたら、恥ずかしがらず、現地に行き、現地の人とどんどんコミュニケーションをとりましょう。語学は生が一番です。もし、現地で自分の語学を試せない、磨けないという方は、今はインターネットでチャットという手もありますし、現地の人がいるレストランに行くのも手だと思います。
語学を修得する時の一番の近道は恥ずかしがらずどんどん積極的にやっていくことだと、私は思います。
次回からは、基礎中の基礎である文字からやっていきましょう。